車検のコバック 青梅店
こんばんは！
先日、電子制御スロットルのお車にアペックス製のスマートアクセルコントローラーという製品を取付しました！
電子制御スロットルとは現在では多くの車種に採用されている電子スロットルです。
以前はアクセルワイヤーなど室内からエンジンルームまで直接スロットルにつながっており、アクセルワークを機械的に操作していましたが、現在はワイヤーの変わりに、アクセルペダルの裏にセンサーがついており、そのセンサーから電気信号によってスロットに伝わり、スロットル内でモーターで開度を操作しています。
電子スロットルの利点としては機械的な複雑な部品が不要で軽量化・製造コストの削減が可能であり、構造がシンプルのため故障率も低くなっています。また電気信号で制御できるので、クルーズコントロールやトラクションコントロールなどの制御もできます。また運転者の操作をECU（コンピュータ）によって操作をアシストすることができます。
このことが、現在の車の燃費向上につながっています。
では！・・・なぜ今回このような製品をつけたかというと・・・
電子制御スロットルシステムの欠点として一般的に動作が遅い（レスポンスが悪い）ということがみられます。
走り出しは鈍く、途中から急に加速するような特性が見られることがあります。以下に電子スロットルの特性を紹介いたします↓
・アクセルを開けても、すぐにスロットルが反応しない。
・アクセル全開なのにスロットルが全開にならない。
・アクセル操作に対して、スロットルが忠実に反応しない。
・ハーフアクセルから少し踏み込んだだけで、スロットルが全開になる。
・アクセルを離しても、スロットルの閉じが遅れる。
・アクセル全閉で惰性走行なのに、少しスロットルが開いた状態である。
これらの特性を後付のコントローラーでワイヤーによる直結式スロットルに近い動作ができるようになります。
製品によっては鋭いレスポンスから純正の通常よりECOに走るための
制御など用途によって選べるモードなど7段階機能がついているので、
始めは「取付して変わるのかな～」っと思ってましたが、取付して試運転したところ・・・ビックリ！ まるで別の車に乗っているような感覚になりました。
長文になりましたが、気になる方は是非STSまでご連絡ください☆