引越し時の自動車の手続き

新年度が近づき引越しをする方も増えるかと思います。
そこで今回は引越し時に必要な自動車の手続きについてみていきます。

 

 

やるべきことは、
運転免許証、車庫証明書（自動車保管場所証明書）、車検証、ナンバープレートの住所変更です。
引越しが決まったら、最初に運転免許証の住所変更を行います。

免許証の住所を変更しなければ、車検証の変更などの手続きができないので必ず行いましょう。

 

 

 

次に手続きの順番と申請期限についてです。

 

①運転免許証の住所変更…引越し後できるだけ早めに行います
②車庫証明の変更…自動車の保管場所を変更してから原則15日以内
③車検証とナンバープレートの変更…引越し完了日から15日以内
④自賠責保険の住所変更…特に期限は定められていません

 

自賠責保険や任意保険などの自動車保険には申請期限はありませんが、保険会社からの各種案内が届かずトラブルの原因となる恐れがありますので、できるだけ早めに住所変更の手続きを済ませましょう。

 

 

 

 

次に車庫証明をする際に必要な書類です。

 

・車庫証明書 (自動車保管場所届出書)

・保管場所標章交付申請書

・保管場所が分かる地図や配置図

・保管場所使用権原疎明書面（自分の所有地で保管する場合）

・保管場所使用承諾証明書（貸し駐車場の場合）

・使用の本拠の位置を確認できるもの（免許証や公共料金の領収書）

・印鑑

です。

 

 

 

 

車庫証明の住所変更手続きは、車の保管場所を管轄する警察署で行います。
引越しで住所が変わった場合、車検証の住所変更は道路運送車両法で義務付けられているため、手続きを行わなかった場合は、普通自動車は50万円以下の罰金、軽自動車は30万円以下の罰金対象になります。
車庫証明は警察署、車検証は運輸支局と、それぞれ申請先が異なります。

 

 

 

事前に必要な書類をしっかり用意し効率よく申請手続きを進めましょう。