エンジンオイル交換はなぜ必要なのか?
よく「そろそろオイル交換ですね」といわれるが本当に必要なのでしょうか?
色々な所で良く耳にする、
「オイルが汚れているのでオイル交換が必要ですね」
「オイル交換の時期ですからオイル交換してください」
等、車屋さんやガソリンスタンドさんなどで言われることありませんか?
「ん?こないだやったばかりなのに・・・なんで?」
「交換してからまだそんなに走っていないのに・・・」
「騙されてるんじゃ・・・」
なんて思った事ありませんか?
ちょっとまとめてみましたのでご覧ください。
目次
① そもそもエンジンオイルって?
② では交換の目安ってどのくらい?
③ 困ったときには
④ まとめ
① まずはエンジンオイルについて
エンジンオイルとはエンジンの中に入っているオイル(油)です。主に金属同士の摩耗の低減を図る潤滑油としての役割が主です。それ以外にも洗浄性能もプラスされており、エンジン内部で発生する燃えカスや不純物を取り除いてくれる効果があります。
オイル交換を疎かにする事でオイルがサラサラになり、潤滑油の役割を果たせず金属の異常摩擦を起こし、エンジンが最悪焼き付いてしまします。逆に交換しなかったことで不純物がたまりすぎオイルがドロドロになりすぎエンジン内部にこびりついてしまうこともあります。そうするとエンジンオイルの消費が激しくなりオイル切れを起こし金属の異常摩擦が起こりエンジンが焼き付いてしまう事となるのです。
② ではオイル交換の目安はどのくらい?
分かりやすい目安としては、3,000kmに1回又は半年に1回のオイル交換が一番わかりやすいかと思います。
ちょい乗りメインのお車は燃焼段階で発生する水分が蒸発しきらないためエンジンオイルはきれいでもオイルの劣化は早いと言われていますので、少し早くてもいいかもしれません。2,500kmに1回又は半年に1回等。
ターボエンジンは、エンジンへの負荷が大きいので選ぶオイルも考えたほうがいいでしょう。さらにターボエンジンでちょい乗りの方はさらに早めの交換がいいでしょう。2,500kmに1回or3カ月に1回等。
また、最近の低燃費車に関してはオイルの粘度(硬さ)も気にしなくてはいけません。
このようにオイル交換一つを取ってもこんなに色々考えないといけないんですよね。
③ ではどうすれば?
困った時にはエンジンルームを見てみましょう。通常オイル交換をするとエンジン部分やエンジンルーム内に
【○年●月□日 △△△△△km時 オイル交換】などのステッカーが貼ってあります。それを見て何か月過ぎたか/何km走ったか分かります。もちろん当店でオイル交換を実施した際にも貼付すます。
更に言うなら「主治医を見つける」ことが一番楽かもしれません。すべての作業を1カ所でまとめてしまえばすべての履歴情報がそこに残ります。時期が来れば連絡が来るでしょうし、来なければ電話一本ですべて解決してくれます。まずは信頼できる担当/お店を見つけることが大切ですね。
④ まとめ
お車の使用状況は人それぞれ違います。また、オイル交換に関する認識ももちろん人それぞれ違います。A店では3,000km/半年でもB店では5,000km/3か月かもしれないですよね。そしたら違う提案をされるのは当たり前です。どちらも正しいのです。
まずは自分の車の整備履歴を知ることから始めましょう。そしたら騙されることも無いですし迷うこともありません。それができないのであれば「主治医」を見つけてお任せすることです。当店は主治医として大いに役立つはずです!いや、役に立たせてください!
最後まで有難うございました。