オニキス新青梅店の河村です。
軽自動車最大級の広い室内を持ち、乗用を重視した5ナンバーで、乗員の快適性も考えられたエブリイワゴン。
今日はそんなエブリイワゴンの燃費について書いてみたいと思います。
【エブリイワゴンのボディ形状】
見るからに空力性能が高いとは思えない大きな箱型ボディです。
車は基本的に、表面積が大きいと風の抵抗が増えていきますが、広い室内を手に入れるためには仕方がないですね。
ちなみに、PZターボとPZスペシャルは、ルーフ形状をハイルーフと標準ルーフからお選びいただけます。（JPターボはハイルーフのみ）
【エブリイワゴンの車両重量】
大きなボディに充実装備も加わって、重量は950kg～1020kgとなっています。
トールタイプの軽乗用車が900kg前後ですので、このボディにしては頑張ってると個人的には感じます。
【エブリイワゴンのエンジン】
DA17Wエブリイワゴンは、全車がターボエンジンを搭載しています。
ターボと言ってもスポーツカーのように出力を上に伸ばすタイプのものではなく、低めの回転数からトルクを太らせるような味付け。
ですので、出だしからの加速も不足無く、結果としてアクセルを深く踏み込んでいる時間が短く済んでいるように思います。
【エブリイワゴンのトランスミッション】
エブリイワゴンのトランスミッションは、4速オートマチックのみとなっています。
乗用車では一般的になったCVTの方が燃費に有利と言われていますが、耐久性はATの方があると言われています。
ダイハツがバン/トラック用CVTを新開発したので、スズキも採用してくるのでしょうか？
【エブリイワゴンの駆動方式】
エブリイワゴンには2WDと4WDが設定されています。
4WDはフルタイム式となっていますが、通常は後輪だけを駆動し、後輪が滑って前輪と回転差が生じたときだけ、自動で4WDに切り替わります。
そのため、燃費への影響は最小限に抑えられていると言われています
【エブリイワゴンのその他装備】
エブリイワゴンは、令和3年9月の仕様変更でアイドリングストップが装備されました。
これにより、仕様変更前のモデルよりも燃費が改善されています。
【エブリイワゴンの各グレードごとのカタログ燃費（WLTCモード）】
エブリイワゴンPZターボスペシャル 2WD：13.3km/L 4WD：13.3km/L
エブリイワゴンPZターボ 2WD：13.3km/L 4WD：13.3km/L
エブリイワゴンJPターボ 2WD：13.3km/L 4WD：13.3km/L
ご覧のように各グレード、各駆動方式ごとにカタログ燃費に差異はありません。
最近の軽乗用車と比べると少々見劣りしてしまう数字ですね。
【エブリイワゴン（ノーマル）の実燃費】
当店でご購入いただいたお客様には、メンテナンスや点検でご入庫の際に、燃費を聞くことがあります。
実際にノーマル車両に乗られているお客様は、12km/L～13km/Lという方が多いです。
【エブリイワゴン（AxStyleカスタム）の実燃費】
AxStyleのカスタムコンプリートカーをお乗りのお客様では、10km/L～13km/Lと少し幅が広がります。
ノーマルより太いオフロードタイヤを装着しているので、ここは仕方ないところです。
普段からチョイ乗りが多いというお客様ほど燃費が低くなっている印象があります。
箱型ボディや、ミッションがCVTではなくトルコンATといった点で、燃費の面では不利ですね。
ただ、軽バンを選ぶお客様は、車内の広さを最優先とされている方が多いので、燃費性能については目をつぶり、楽しくお乗りいただいています。
燃費には普段のメンテナンスも大きく影響します。
タイヤの空気圧が低いままだったり、エンジンオイルやATF交換のスパンが長めだと燃費は悪化します。
ぜひ日頃の整備にも気を配ってみてください。
【エブリイワゴン在庫情報】
2023年3月25日現在、当店には即納可能なエブリイワゴンの在庫がございます。
早めの納車をご希望の皆様はぜひお問い合わせくださいませ。
